皆様こんにちは、運営者のナバです。
釣り人たるもの、海へ向かう道中は常に「今日は爆釣だ」「クーラーボックスに入り切るかな」と夢を見ているものです。
しかし現実は残酷。何時間シャクっても、何十回キャストしても、海からの反応が完全に「無」の日は必ず訪れます。
そして、重い足取りで帰宅した際に待ち受けているのが、家族や友人からの「あれ? 今日は魚(イカ)ないの?」という無慈悲な一言です。
「いや、俺の腕が悪いんじゃなくて……!」
今回は、そんな絶望的な状況に追い込まれたアングラーが、自らのプライドを守るために放つ「華麗なる言い訳」をレベル別にご紹介します。
釣れない日が多いアングラー諸兄は、ぜひこの記事で「防御力」を高めていってください。
なぜ釣り人は息をするように言い訳をするのか?

そもそも、なぜ釣り人は「今日はダメだった、自分の実力不足だ」と素直に認められないのでしょうか。
それは、釣りという遊びが「自然相手の極めて不確実なゲーム」だからです。
腕の差はもちろんありますが、潮回り、水温、ベイトの有無など、人間の力ではどうしようもない要素が多すぎます。
だからこそ、「自分は完璧なアプローチをした。釣れないのは他の何かのせいだ!」と責任転嫁することで、自らの精神の平穏を保っているのです。
それでは、さっそく言い訳の引き出しを見ていきましょう。
【実用度順】釣り人の華麗なる言い訳レベル別解説

さてそれでは、ほんの一例ではありますが、「釣り人の言い訳」を実用度順に紹介してみようかと思います。
ちなみにですが、レベルが低い程実用度は高いかもしれません。レベルは「イカレ度」と読み替えてもろて・・・。
レベル1:自然環境のせいにする(もっともらしい科学的根拠)

最もオーソドックスかつ、家族にも「それなら仕方ないね」と納得してもらいやすいのが、自然環境のせいにする言い訳です。
- 「昨日のゲリラ豪雨で海が水潮(塩分濃度が下がる現象)になってて、イカが深場に逃げちゃってたんだよ」
- 「最近ちょっと地震が多かったでしょ? 魚は底の異変に敏感だから、警戒して一切口を使わなかったんだよね」
- 「Googleマップの航空写真で見つけて『ここは絶対に着く!』と確信したシモリ(沈み根)が、今日行ったら砂に完全に埋もれてた。地形が変わるレベルの海流変化が起きてたら、そりゃイカも消えるよ」
- 「今日は大潮でコンディションは完璧だったんだけど、一瞬の時合い(魚が食事をする数十分)と、俺が弁当を食べてるタイミングが完全に被っちゃったんだよね」
- 「今日は風と潮の向きが完全に真逆の『二枚潮』で、エギのフォール姿勢が数ミリ狂っちゃったんだよ。デカイカはそういうミリ単位の不自然さを見逃してくれないから」
いかがですか? 非常に論理的で説得力がありますよね。
何を隠そう、当サイトでも「雨の日の影響」や「地震後の釣果悪化」について、大真面目に科学的な解説記事を書いています。
「いや、言い訳じゃなくて本当に釣れないんだってば!」と主張したい時は、ぜひ以下の私の過去記事を家族に読ませて(もしくは学んでしっかり理論武装し)、自らの無実を証明してください。
「え、行く前に分かってたよね?じゃあなんでそんな日に行ったの?」と言われたらダンマリを決め込みましょう。そこまでがワンセットです。


レベル2:ターゲット(イカ)や道具のせいにする

レベル1が通用しない場合、次はターゲットの生態や手持ちの道具に責任を押し付けます。
- 「今日は潮が全然動かなくて、海の中が完全なお昼寝タイムだった。いくら目の前にエサを落としても無理」
- 「あと一歩で抱きそうだったんだけどね。YAMASHITAがエギ王Kの『パープルシャドウ』を廃版にしちゃったから、最後のひと押しができなかった。あの伝説のカラーさえあれば絶対釣れてた。つまり釣れないのはYAMASHITAのせい」
- 「あの漁港のイカ、毎日エギを見過ぎてて、もう『スレイカ大学』を首席で卒業してるレベルの天才しか残ってなかった」
- 「今日に限って『大量祈願』ステッカーを貼ってないサブのクーラーボックスを持っていったのが敗因。完全に海の神様に見放された」
- 「イカがエギを抱く直前までいったんだけど、俺から溢れ出る『今日こそ釣ってやる』っていう殺気がライン伝いに海中へ響き渡って、直前でUターンされた」
はい、完全に言いがかりですね。
先日公開した「釣れるエギトップ7」のコラムを読んでくださった方ならお分かりかと思いますが、私は釣れないとすぐ廃版カラーのせいにします。

レベルMAX:もはや被害妄想(主にK8のせい)

さて、ここからがいよいよ最終形態です。
自然のせいでもなく、道具のせいでもない。じゃあ誰のせいか?
当サイトのライターであり、変態ライトゲーマーの「K8」のせいです。
いいですか、よく聞いてください。
私が宮崎の磯で何時間エギを投げてもデカイカの反応がない日、実は静岡の漁港では、K8が「0.7gの極小ジグヘッド」という卑劣な仕掛けを使って、食物連鎖の底辺にいるマイクロベイトを根こそぎ乱獲しているのです。
彼が静岡で小鯖や豆アジを狂ったように釣り上げるせいで、海の生態系バランスが崩壊。その結果、黒潮の海流にわずかな乱れが生じ、数百キロ離れた宮崎の海からベイトフィッシュが完全に姿を消してしまったのです。これを世に言う「バタフライ・エフェクト」と呼びます。
つまり、私の目の前でナブラが起きないのも、2kgのデカイカがエギを抱かないのも、すべてはK8が灼熱の堤防でワーム縛りのキスングなんていう奇行に走っているからです。私は被害者です。

せっかくなので他の「レベルMAX」の例も少しだけ紹介しますね。
- 「今日は地球の自転速度がいつもより速くて、俺のシャクリのリズムと引力の波長が合わなかった」
- 「俺から放たれる『トップアングラーの覇気』が強大すぎて、イカが俺をクラーケンと誤認して逃げた」
- 「釣れなかったんじゃない。あの子たちが来年3kgのモンスターに成長するように、今日はあえて『未来という海』にリリースしてきたんだ」(ややレベル2寄り)
ここで1つだけとても大事なことをお伝えしておきます。こんなことを本気で言い出したら「人として終わり」かもしれません。
まとめ:ボウズの数だけ言い訳が上手くなる

いかがでしたでしょうか。
天候から始まり、最終的には数百キロ離れた釣り仲間にまで責任をなすりつける。これが釣り人の「華麗なる言い訳」の全貌です。
どんなに苦しい言い訳を並べても、一晩寝れば「よし、今日の潮なら絶対釣れる!」と根拠のない自信に満ち溢れて海へ向かってしまうのが、我々アングラーの悲しい性(サガ)。
皆様もぜひ、釣果ゼロの日はこの記事を参考にして(?)、華麗に言い訳をキメてみてくださいね。
それでは、次回のコラム(か、言い訳のいらない爆釣記事)でお会いしましょう!


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