はっきり言います。釣り人の言う「最後の一投」「これでラスト!」は、概ね嘘です。ほとんどの場合、ラストから3投以上投げます。私もそうです。
これは世界で最も信じてはいけない言葉の一つかもしれません。
「怒らないから正直に言いなさい」というお母さんの言葉と同じくらい、信憑性に欠けるものです。
でも、私は思うのです。
そんな見え透いた嘘をついてまでキャストを止められないのは、それだけ夢中になれる趣味を見つけた人の「特権」ではないでしょうか。今回は、そんな罪な「最後の一投」について、ほんのちょっとだけ深掘りしてみたいと思います。
ラスト一投の約束が守れない心理
なぜ私たちは、自分への、あるいは同行者への「約束」をこうも簡単に破ってしまうのでしょうか。そこには釣り人特有の、複雑で愛おしい心理が隠されています。

ちなみにですが、天下のGoogle様のAIにも「釣り人の嘘」と要約される始末です(笑)。
「次こそは」という無限の期待
「最後の一投」と口にした瞬間、なぜか海の状態が最高に見えてくることはありませんか?「今、潮が動いた気がする」「さっきのモゾッとしたのはアタリだったかも」……。
そんな根拠のない『期待』が、私たちの腕を再び振り抜かせます。次の一投でドラマが待っているかもしれない。その可能性を自ら断ち切るのは、釣り人にとって何より難しい決断なのです。
「どうせ釣れない」と分かっていても止められない矛盾
冷静になれば分かっているんです。「時合(じあい)は終わった」「魚の気配はない」。客観的に見れば、「どうせ次を投げたって釣れない」状況かもしれません。
しかし、釣果だけが釣りのすべてではありません。ルアーが水を切り、ラインが放出されるあの感覚。その一連の動作を1回でも多く繰り返したいという本能的な欲求が、理屈を超えて「ラスト」を更新させ続けてしまうのです。
【実録】 釣れすぎて最後の一投がやめられないパターン
さてここからは、私の実釣エピソードを。
期待を裏切らない(?)「最後の一投詐欺」の記録です。
場所は宮崎県某所。時期は4月下旬。
この日はカマスの大きな群れが入っており、まさに「投げれば釣れる」という天国のような状況でした。キャストに対するアタリ率は驚異の9割超え。

「よし、これで最後!」と決めてからも、小気味よい引きが楽しくて、結局そこからさらに5匹ほど追加してしまいました。
こんなにルアーで釣れまくる経験はそうそうありませんから、手が止まらないのも無理はありませんよね。
もちろん、たくさん釣れるからといって無制限には持ち帰りません。あくまで「美味しく食べきれる量」だけをキープするのが私のマナー。
これだけの大漁ですが、実はわずか30分〜1時間程度の出来事です。クーラーがずっしりと重たくなったところで、魚の鮮度を保つため、そして何より美味しく調理するために早々に納竿しました。


カマスは保存のきく「干物」にすると絶品です。
これだけの大漁でも、干物にしてしまえば毎日の食卓が潤うので全く困りません。ちなみに、私が愛用している「干物用・秘伝の漬け汁レシピ」があるのですが……これはまた別の機会にじっくりご紹介しようかなと考えています。
あと、この日爆釣劇を演じてくれたのは、実は誰もが知る「あの有名格安ルアー」なんです。高価なルアーだけが正解じゃない!
このルアーへの溢れる愛についても、後日コラムで熱く語る予定ですので、今はまだ秘密にしておきます。楽しみにしていてください!
まとめ
釣り人の「最後の一投」は、確かに嘘かもしれません。
でもその嘘の正体は、自然への敬意と、魚への期待、そして純粋な遊び心が生み出した「終わらせたくないという願い」そのものです。
もし隣で誰かが「ラスト一投!」と言いながら30分粘っていても、どうか温かい目で見守ってあげてください。その人は今、人生を最高に楽しんでいる真っ最中なのですから。
さて、皆さんの「最後の一投」は、今日何回続きましたか?
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